「生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会 第14回定期総会」は、望月衣塑子さんにより「安倍政権の実態と私たちの生きる道」のタイトルで、記念講演を開催しました

5月11日、当事務所もメンバーとして関わる、「生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会」の第14回総会に、望月衣塑子さん(東京新聞社会部記者)をお招きして、「安倍政権の実態と私たちの生きる道」と題して記念講演会を行い、180名の参加者を集めました。

1 お父様の言葉で変わった運命

 記念講演会の様子望月さんは、東京新聞本社社会部の記者として、2004年に日歯連の裏献金疑惑をスクープしましたが、当時の検察トップなどから様々な圧力がかかり、名だたる大物政治家に深く切り込めずとても悔しい思いをしたそうです。
 その悔しい思いから、特捜部に何としても食い込みたいと、昼夜問わず、時には深夜から早朝まで寝ずに取材をしていました。その後整理部へ異動になってしまい、「現場で取材を続けたい」という思いから転職も考えた望月さんは、しかしお父様の一言で東京新聞に残り、その経験がその後の運命を変え、今の自由な取材活動、講演活動につながっているとおっしゃっていました。「もし他社に行っていたら、おそらく今日こうやって熱い私の思いを語り尽くすということはできなかった、運命を変えてくれた父には本当に感謝している」とおっしゃっていました(会場からは拍手)。

2 日本の武器輸出とアメリカ

 記念講演会の様子専門分野の武器輸出のお話も非常に興味深いものでした。日本の防衛省予算は過去最高の5兆1900億円(前年比650億円増)と、想像もつかない数字ですが、日本が抱える待機児童問題は、オスプレイ3機分(342億円)で解決することが可能だそうです。安倍首相が武器を大量に買うことを約束したアメリカからは鉄鋼の関税を25%にされ、そんなこんなをネタにしたお笑い芸人がテレビに出られなくなるなどなど、いったい誰のための政治なのかと改めて憤りを感じました。

3 平和憲法について

 記念講演会の様子憲法については、支配者の暴走を防ぐための憲法を公然と否定する「立憲主義の破壊者たる安倍政権」の様子が詳しく話されました。
 終戦直後に首相になり、マッカーサーに憲法9条を提唱した幣原喜重郎さんの言葉も紹介されました。それは、二度と悲惨な戦争を繰り返さないために「歴史的使命を日本が果たすのだ」という言葉でした。平和憲法はGHQにより押しつけられたのではなく、日本人の手により作られ、そして今の平和な日本が築き上げられたのだということです。
 戦争を経験した日本人が「歴史的使命を果たし」作った平和憲法を、引き続き地域の皆さんと一緒に活動し、守っていきたいと思います。