東京高裁判決は、原告327名の建設アスベスト被害に対する国の責任を認め、国に対して総額22億8147万6351円の支払いを命じました。

 当事務所の小林容子弁護士、森孝博弁護士、山田聡美弁護士が弁護団として活動している首都圏建設アスベスト東京第1陣訴訟について、本年3月14日、東京高等裁判所第10民事部(大段享裁判長)で控訴審判決(以下「東京高裁判決」)の言渡しがありました。
 東京高裁判決は、原告327名の建設アスベスト被害に対する国の責任を認め、国に対して総額22億8147万6351円の支払いを命じました。
 今回の東京高裁判決は、全国で初めて、労働者のみならず、労働者とともに建築現場で作業する一人親方や中小事業主のアスベスト被害についても国の責任を認めた点で、極めて画期的な判決でした。一方で、国とともに建設アスベスト被害の加害責任を負うべき建材メーカーを免責してしまった点など、不十分な点もありますが、これらを乗り越え、アスベスト被害者の完全救済とアスベスト被害の根絶に向けて、今後も奮闘する決意です。
 引き続きご支援、ご協力よろしくお願いいたします。