元社会保険庁職員、厚労省復帰を勝ち取る

NHKのニュースでも報道された、
社会保険庁廃止に伴う国家公務員の分限免職(解雇)取消を求めた件です。

 審査をしてきた人事院から、2013年10月24日、判定書が交付されました。

 当事務所の弁護士萩尾健太が全国弁護団に参加して関わっていた件では、京都の元職員3名、香川の元職員1名が、分限免職を取り消され、年内に厚生労働省に復帰することとなりました。

 国家公務員の整理解雇で、分限免職が取り消された事案は、この社会保険庁廃止に伴うものしかなく、画期的な成果です。

 政府の年金施策への批判を逆手にとった恣意的な解雇の問題が明らかになりました。

 政府の行った整理解雇の取消は、民間での安易な解雇にも警鐘を鳴らすものとなるでしょう。

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