所有者不明土地
- 自宅の敷地の隅の方5坪程度が全く見知らぬ他人の名義になっていることが分かりました。自宅の土地は30年ほど前に父が近所の地主から買ったものです。他人の登記がなされたのは40年くらい前で、登記に記載された住所には誰も住んでいませんでした。どうしたらいいでしょうか。
- 名義人の住所も分からず、連絡の取りようもないのですね。40年前からとすると、その方が生存しているかどうかも分かりませんね。
このような所有者が不明な土地については、2023年の4月に民法が改正され、裁判所に管理人を選任してもらって、不動産を処分することも出来るようになりました。しかし管理人を選任するには相当の費用を負担せねばならず、また買い取るにも費用がかかります。
相手の住所が不明の場合でも、こちらの請求が理由がある場合は、「公示送達」という手続を申請して、裁判で請求を認めさせることは出来ます。20年以上、自分が所有者と認識して土地を使ってきたのですからその土地については取得時効が成立していると考えられます。それを理由に名義変更を求める訴訟を起こすのがいいでしょう。法律事務所にご相談を。
このQ&Aは、過去の相談をもとに掲載しています。題名横の日付の時点での回答ですので、その後の法改正などにより、現在は内容が変わっている場合もありますので、ご了承下さい。